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2005年8月 2日 (火)

無錫旅情

こんばんは。
今日は、上海のホテルの一室からお送りしております。

上海6日滞在計画の3日目が無事に終了しました。
色々なアクシデントやら、何やらだらけです。
日本の常識が海外で通用するはずもなく、だから海外はエキサイティングなのですが、たまにはイライラもします(微笑)。

初日は定刻通りに上海に到着し、エアポートバスでホテルの近くまで移動。バスを降りると、タクシーを拾い、ワンメーターでホテルに着きました。この時点で夜の11時前となっています。どうにかホテルにチェックインをし、部屋で少し落ち着くと、さっそく買い出しに出かけます。
飲み物やらおつまみやらをホテルでそろえると高くつくので、コンビニを探しにホテルを出ました。ホテルの場所は上海体育館前。東京で言えば、千駄ヶ谷とかそのへんのような雰囲気で閑静で周りを見渡してもあまり店も見あたりません。右に5分くらい歩いてもない……左に5分くらい歩いてもない。夜中に30分以上ほっつき歩いて、ようやくコンビニ発見! なんでコンビニがこんなに遠いのだと、ぶつくさ文句を心の中で反復しながら、ホテルへ帰ってきました。で、その翌日の朝、6:30くらいに起きて散歩してると、ですよ。なんとホテルから歩いて3分のところにコンビニがあるじゃないですか! その店を見ると、営業時間6:00~23:00と書いてあります。道理で見あたらなかったはずです。なんか、昨晩の努力が、がっくり。

てな感じで好調な滑り出しを見せた上海。
言葉の壁を乗り越えて(!?)、どうにか今朝からインターネットも使えるようになりました。
そして、今朝は、あの有名な「無錫旅情」で歌われた「太湖のほとり、無錫の街」へ行って参りました。「とんでイスタンブール」を歌うためにイスタンブールに行ったを猿に対抗し、太湖のほとりで「無錫旅情」を歌って参ります。

てなわけで、まずは上海駅の写真。
wuxi1

中国は日本ほど鉄道が発達していないため、近距離の移動はバスが中心になります。もっぱら鉄道は長距離の移動が中心。上海駅発車の鉄道は、ほとんどが長距離列車です。日本みたいに頻繁に走っているわけではなく、自分が予約した電車が来るのを、まず待合室で待ちます。ここは、空港の出発ロビーに高校の文化祭の物売りの騒がしさをプラスしたような感じです。

どうにか汽車に乗り込み、だいたい1時間半くらいでしょうか。無錫駅に到着です。

wuxi2

無錫旅情の歌の雰囲気からして、さぞかし素朴な感じの街かと思いきや、とんでもありません。中国のものすごさだと思うのですが、全土ですさまじいスピードの開発が進められています。無錫(現地の発音では、ウースー)の駅も全面ガラス張りの、有楽町の東京フォーラムや大阪駅前のヒルトンを彷彿とさせるような雰囲気の大きな建物が建設途上でした。

……と。
無錫の駅前に降りたった感動が一段落して我に返ると、大事なことに気付きました。
太湖にはどうやって行ったらいいのだろう。
(笑)

持っていた「地球の歩き方」には、お隣=蘇州の情報は載っていても、無錫の情報は載っていません。
駅前にツアリスト・インフォメーションくらいあるだろうと思ったものの、一通り駅前を見渡して目に付いたのは、電車のチケットをさばく小さな売店と、お土産品も扱うスーパーマーケットと、バスターミナルと、中華料理屋(当たり前だが、駅前の食堂は中華料理屋)と、あとマクドナルドくらいでした。この中で真っ先に行く場所は、ひとつしかありません。まずはマクドナルドで腹ごしらえです。

中国マックオリジナルの、鳥のもも肉を細長いパンにはさんだバーガーを食べながら、しばし考えました。駅前でうだうだしていても、どうしようもない。では、どうすればいいのか。人に聞くにも、中国では日本語はおろか英語もろくに通じない。となると、自力でどうにかするしかない。まず必要なのは無錫の地図です。てなわけで、マックを出ると、地図を求めて売店を見て回りました。すると……ありました、ありました。1枚4元(1元=13円くらい)で地図が売ってます。さっそく買い求めて、地図を広げます。なんとなく観光地っぽいところに検討をつけます。で、あとはタクシーに乗って、地図を指さして、そこまで行ってもらうだけです。

しかし、計画性のない旅行には数々の落とし穴がありました。
確かに指をさした場所に、タクシーは連れて行ってくれました。で、そこから先に湖に沿って歩いて進もうとすると、門みたいなところがあって、そこで注意されました。身振り手振りで話している様子からすると、どうも向こうでチケットを買ってから入れということらしいです。で、そこで売っているチケットの値段を見たら、70元! 日本円にしたら900円くらい。中国滞在3日目ともなると、現地の貨幣価値が感覚的に分かるようになってきます。70元は、ちょっと高い。とはいえ、今から引き返すのもしゃくなので、70元払って中に入りました。

中に入ったものの、あるのは湖の外周に沿った道だけ。沿道には植木があり、かなりよく手入れされています。でも、それだけ……。この道はいったいどこまで続くのか、どれだけ歩かなければならないのか検討もつきません。時刻は午後3時。日が傾いてきているとはいえ、この時期の中国のこのあたりの地方は最低気温で26℃、最高気温で37℃とかいう、どうしようもない蒸し暑さです。その中を木陰とはいえ延々と歩いていると体力を消耗します。ひーひー言いながら歩いている横を観光バスや自家用車が追い越していきます。普通は、タクシーで乗り付けて、ただ歩くという無謀なことはしないのでしょう。きっと、観光バスやらに乗って、冷房にあたりながら景勝ポイントまで行くのでしょう。まあ、何も計画せずにここまで来てしまったものはしょうがない。何か自分の人生を象徴しているかのようです(微笑)。

門をくぐる前に飲み物を補給するのを忘れてしまったがために、飲み物が底をつきました。汗は流れ続けます。よく手入れされた沿道には店がありません。このままひからびてしまうのではないかと危機感をもっていたとき、「遊覧地点」(だったかな?)という漢字が目につきました。おそらく多くの観光客が目指すポイントなのでしょう。そういうところならば、飲み物はきっと売っているに違いない。

1kmくらい歩いたでしょうか。
ようやく店が見つかりました!
冷蔵庫に入っているよく冷えた緑茶を指で差し、それを買いました。4.5元。観光地価格です。水以外の飲み物(サントリーの烏龍茶も売っているが、それも含む)はすべて甘くなっています。ここは中国。日本ではありません(微笑)。甘い緑茶を一息に飲みほしました。ふぅ。

しばらく歩くと、遊覧船がありました。
湖の中にある小さな島まで連れて行ってくれるようです。身振り手振りで聞くと、どうもさっき払った70元でこれも乗れるようです。入るだけで70元ならちょっと高いと怒りたくなりますが、単純なもんで遊覧船込みだったら少しは納得もできます。で、この遊覧船に乗るときに、またアクシデントがありました。
もう出発するから、早くこいと身振りで合図されたので、走って飛び乗りました。しかし、そのときに持っていたハンドタオルを落としてしまったのです。汗が流れ出るものの、それをふくものがありません。シャツのすそでぬぐったりもしていたのですが、それもいまいち。仕方ないので、持っていたティッシュで汗をぬぐいました。周りを見ると、ティッシュで汗をぬぐってる人の姿も見ます。この状態は、最後に駅前のスーパーでタオルを買うまで続きました。

で、島に着いたわけです。
島から見る太湖は……。
お世辞にもキレイとは言えません。
湖はアオミドロでいっぱいで、異臭をはなっています。水質浄化される前の琵琶湖の状態もこんな感じだったのかなぁと推測されます。経済発展に血眼になってる中国は、まだ環境対策まで手が回っていないのでしょうか。
wuxi3

写真は、湖の中の島でみた、変な像です。
亀仙人みたいだったので、ついつい撮ってしまいました。

帰りももちろんタクシーで駅前行きました。
駅には5:30くらいに着いたものの、次に電車は7:15とか言うので、そのままの足でバスターミナルに向かいました。上海行きの高速バスが5:50に出るようなので、チケットを買い、乗ってみました。乗客はわずか5人!
汽車の場合、上海・無錫は31元です。一方、バスは37元。かかる時間は、汽車が1時間半なのに対して、バスは2時間以上。そりゃあ、汽車に乗客は流れますよね……。

かくして無錫への旅は終わりました。
旅情などありません。
残ったのは、歩き疲れた疲労感と、小さな冒険を終えた達成感みたいなものです。
明日は、上海人の案内で、どっか連れてってもらいます。

では、おやすみなさい。

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コメント

長いYO!!
だから、明日また来る。。。
眠い。。。おやすみ。。。

投稿: しのぶ | 2005年8月 2日 (火) 01:17

うわ~。想像以上にディープな観光してるな~。

…んで、無錫旅情は歌ってきた?w

横浜の中華街で上海の花火大会のビデオを見たんだよ。
確か上海だった。…と思う。
普通のビルの窓とか屋上から花火が噴出してて、びっくりしたよ。
せっかくだから、現地の人から繊細な情報を聞きだして欲しいw

投稿: を猿 | 2005年8月 2日 (火) 14:16

読みましたー!

アジア方面へ行った事のないあたしとしては、新鮮だわぁ♪
海外旅行って、どうしてこうもハプニングが続くのか。
1●年ほど前(遥か昔)初めての海外旅行がアメリカで、
1ヶ月ほどホームステーしてたんだけど、
スーツケースが別の空港に行っちゃって、
荷物が2日ほど届かなかった事があります。。。
しかも最初の数日は観光だったので、
自分でなんとかするしかなく、
当時子供だったあたしとしては、かなり辛かった。
あと、ビーフジャーキーを食べ過ぎて、
しばらく顎が筋肉痛になったり。。。
あとさぁ、ハワイに行ったとき、
バスルームから出てすぐのところに
煙探知機?がついていて、シャワーから出るたびに
湯気で火災報知機がなったり。。。
まぁ、今となってはいい思い出かw

続き、楽しみにしておりまする。

投稿: しのぶ | 2005年8月 2日 (火) 21:31

>を猿

花火大会のネタは、(忘れなかったら)今日にでも確認しておこう!
いよいよ今日が実質最終日です。

>しのぶちん

子どもでその体験はなかなか貴重です。
おとなになった今、再度、やってみてください。
インドあたり行ったら、かなりディープな体験が待ってますよ(微笑)。

投稿: えいざん | 2005年8月 3日 (水) 10:04

ああん、、、やっとよめたーv

いやぁ、海外旅行って国内の旅行と違いちょっとした探検気分でスリリングでございますねー^^;
言葉が通じないということがどういうことなのか解りましたw

心配性な私はちゃんと予定の組まれたツアーくらいしかいけないような気がしました^^;

投稿: カノイ | 2005年8月 3日 (水) 12:20

社会主義の国はキライだ!
ガイジンが全員金持ってると思うなコンチクショー!
貧乏な日本人だっているんだよ!(`Д´)

投稿: ムギ | 2005年8月 3日 (水) 19:29

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